天皇誕生日

あまから手帖 2021年 03 月号 – 2021/2/22
特集 ひとり、ふたりで 京都
 観光地や市場が静かになり、景色が一変した京都。そんななか、気鋭の新顔の誕生や、有名店のリニューアルも相次いでいる。少人数でしっぽり楽しみたい、静かに熱い京都をご紹介。
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 さて、本日2月23日は天皇誕生日。
 この日には、日本の神社のトップ・オブ・トップである伊勢神宮では、「天長祭」というお祭りが開かれます。天皇陛下のお誕生日をお祝いして、ご長寿、そして私たち国民の平安をお祈りするのです。平成から令和へと時代が変わり2度目の天皇誕生日なのですが、天皇誕生日といえば12月23日のイメージが強く残っていますね。仕事仲間が「2月23日お休みなの?」と驚くシーンに何度も遭遇しました。
 ちなみに現在は、上皇陛下の誕生日にあたる12月23日は平日です。ではもうすこし遡ると、4月29日の昭和天皇の誕生日と、11月3日の明治天皇の誕生日は、それぞれ崩御後に「昭和の日」と「文化の日」として祝日になっています。現在の暦に沿って整理すると、このようになっています。

昭和天皇の誕生日(4月29日)=昭和の日(2006年までは「みどりの日」)
大正天皇の誕生日(8月31日)=平日
明治天皇の誕生日(11月3日)=文化の日
上皇陛下の誕生日(12月23日)=平日
天皇陛下の誕生日(2月23日)=天皇誕生日

 平日だったり祝日だったりまちまちですが、「国民の祝日」を司っているのは内閣府大臣官房総務課。「国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)」や時代、状況に応じ制定しているので、意外と流動的な部分もあるようです。
 いつもは遊びに出かける方も多い祝日ですが、外出が難しい今日この頃。今年の天皇誕生日は、おうちで静かに世界の平安を祈り、過ごしてみてはいかがでしょう。(エッセイスト藤田華子さん)

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